外壁調査について
建物所有者は、タイルなどの外壁を10年ごとに全面打診調査報告の義務があります。
建築基準法施行規則の改正(2008年4月1日施行)により、定期調査報告における具体的な調査項目、調査方法、および判定基準が、「国土交通省告示第282号」に定められ、外壁の全面打診調査が義務付けられました。
不二窯業では、特殊建築物を対象に2~3年毎の目視及び部分打診調査と、10年毎の全面打診等を行い建物の安全と健全化に努めてまいります。
外壁調査の実務フロー
予備調査 I
- 1
- 打音調査のプロセス
- 2
- 建物の概要
- 3
- 図面の確認
- 4
- 過去の事故履歴、補修履歴
- 5
- 依頼者へのアンケートとヒヤリング
予備調査 II
見積書作成と準備(現地下見、調査計画書、見積書の作成)
外壁調査マニュアル
一般社団法人 全国タイル業協会 作成による打音調査マニュアル
当社は一般社団法人 全国タイル業協会の会員です
1.安全な調査足場の選定
-
高所作業車による調査
(トラック式) -
高所作業車による調査
(リフト式) -
ゴンドラによる調査
-
足場架設による調査
2.建物構造、タイル貼り工法、下地の種類の確認
-
内視鏡調査
-
調査写真
3.工程表作成 調査面積と日数
4.調査計画書の作成
5.見積書作成
6.契約
7.関係者への周知、要請事項
本調査
現場調査の実施
1.打音調査の実施
-
ゴンドラによる打音調査
2.打音調査の判断(浮きと健全部の判断)
3.打音調査結果の記録
4.記録写真撮影
本調査
調査結果報告書の提出
1.建物の概要、調査の目的
2.調査内容(調査方法、調査者、調査日程)
3.調査結果図、調査写真、調査結果の集計
4.総合判断
※ 打音、目視調査に基づき、最適な補修方法を提案し見積致します。
- ・タイル製作(現状に合せ新規製作します)
- ・仮設計画の検討(足場、ゴンドラ、高所作業車等)
- ・タイル貼替え(撤去、貼替え、接着材料の選定)
- ・浮き部(下地浮き、陶片浮き)のアンカーピンニング工法
- ・シーリングの打ち替え
- ・タイルの洗浄
外壁タイル調査は、タイル業80年の実績を持つ当社、リニューアル部に。